高2 社会/地歴公民 国民国家と多民族国家 近代化と私たち【授業案】東京都私立新渡戸文化中学校・高等学校 片岡鉄平
学年 / 教科 | 高2/社会/地歴公民 |
単元 | 近代化と私たち |
指導要領 | 第1部 近代化と私たち |
教科書会社 | 『わたしたちの歴史 日本から世界へ』 |
授業者 | 片岡鉄平(東京都私立新渡戸文化中学校・高等学校) |
投稿日 | 2025年7月25日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
シンキングツールを使用することで、各グループの考えを可視化しやすくし、自分の考えや意見をまとめる前の整理、まとめやすくしました。また、それぞれの意見を基本、共有できるようにすることで、様々な意見に触れらるようにしています。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】国家とは何か考える
国とは何か考えてみる。自分が考える国のイメージについて挙げて、クラスで共有していく。
生徒たちから挙げてもらった国についてのイメージを取り上げていきながら主権国家・国民国家に話を繋げていく。
【展開2】国民国家と多民族国家について知る
①国民国家の形成について
〜フランス革命を事例に〜
②国民国家はどこの国でも可能?
〜1つの民族、1つの国家について考える〜
③多民族国家の紹介
〜オーストリア=ハンガリー帝国を事例に〜
【展開3】グループワーク
シンキングツールのXチャートに最初、「民族」「言語」「宗教」「君主」それぞれを重視したらどんな国になるのか書き出してもらい、座標軸に、各グループで出た意見が、「民族」「宗教」「言語」「君主」4つの項目の立ち位置で、どこに近いか🔴印を貼り付けてもらい、どこを重視しているのか可視化できるようにする。
シンキングツールの座標軸を可視化してもらったところで、オスマン帝国の事例を紹介する。
【展開4】自分の考えや意見をまとめる
グループワークで共有した意見とオスマン帝国の事例を参考にして、くまでチャートに自分が必要・重視していることを書き出し、国民国家に対する自分の考えや意見をまとめたものを提出箱に書き、クラス全体で共有対話する。
今、リアルタイムで起きている問題と繋げ絡め、この課題を取り上げることの意義を考える。