中2 数学 三角形が合同になるための条件を作ろう 合同な図形の性質 【授業案】 私立安田学園中学高等学校 貝森 達
| 学年 / 教科 | 中2/数学 |
| 単元 | 合同な図形の性質 |
| 指導要領 | B 合同 (2)図形の合同 |
| 教科書会社 | 体系数学Ⅰ 幾何編 |
| 授業者 | 貝森 達(私立安田学園中学高等学校) |
| 投稿日 | 2025年9月30日 |
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解説動画
作成者からのアピールポイント
三角形の合同条件を自分たちで作るという点において、自ら図形を描きながら情報を整理しお互いに議論し合える授業展開となるように工夫をしました。なるべく教員が教えるのではなく、生徒自身が発見できるような誘導が付けられた教材になっていると考えています。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】合同な図形の定義を確認する
合同な図形は「ぴったり重なる図形」であることを確認し、
① 対応する辺の長さは等しいこと
② 対応する角の大きさは等しいこと
の2点を確認する
また本時では三角形の合同についてのみ考えることを指示し、活動のイメージを持つ
【展開2】三角形が合同になるための条件を見つける
カードに書かれている条件を満たす三角形の組が常に合同になるか考え、カードを振り分ける
合同にならない場合があると考えたものには、反例となる図も書く
【展開3】情報共有
合同な三角形になるとは限らないものについては、反例の図が適切に書けているかをみんなで議論する。特に条件11や13については図を書くことが難しい生徒が多くいることが想定される。
条件5,6と条件7,8,9についてはそれぞれ同じ条件であることを確認する
【展開4】合同条件を作ろう
合同条件として今後基準になるものを選ぶ
条件3→3組の辺がそれぞれ等しい
条件8,9,10→1組の辺とその両端の角がそれぞれ等しい
条件12→2組の辺とその間の角がそれぞれ等しい
・最終的に3つの情報について調べればよいことをまとめる