高2 理科, ESD(持続可能な社会を構築するための教育) オンライン南極授業 地球の環境【授業案】桐蔭学園高等学校 高野 直

高2 理科, ESD(持続可能な社会を構築するための教育) オンライン南極授業 地球の環境【授業案】桐蔭学園高等学校 高野 直


基本情報
学年 / 教科高2/理科
単元地球の環境
指導要領変動する地球(イ)地球の環境
教科書会社実教出版
授業者高野 直(桐蔭学園高等学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
授業動画と課題を配信し、提出された課題へのフィードバックをするというシンプルな方法です。この授業における生徒の思考の頂点は、問題を自分事としてとらえ、その解決方法を模索し始めたときだと思います。

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】準備(知識を出す)
シンキングツールを使って、南極について「知っていること」「知りたいこと」「関係ありそうなこと」という三つの視点で、知識を出してみましょう。きっと最初はこのくらいしか出てこないと思います。


【展開2】南極授業動画を視聴する
配信する5つの動画には簡単な質問と、新たな気づきのチャンスとなる問いが最後に付いています。提出された回答を見ると、南極について知ることが、新たな気づきや疑問となり、知識だけでなく、地球環境に対する意識や行動変容の可能性についても述べています。


【展開3】南極からのメッセージを記述する
全ての動画を視聴した後に、南極の自然から受け取ったメッセージを文章化して提出してもらいます。人間活動が自然環境に及ぼす影響を自分事としてとらえ、その解決のための主体的な行動について述べる生徒がきっといます。また生徒達からの回答は、先生方が受け取ったメッセージとは違うかも知れません。それはそれで良いと思います。


【展開4】フィードバックをする
提出された南極からのメッセージに対する教師からの返信で、地球環境に対する生徒の意識の変化を明確化するのを手伝います。意識の変化が主体的な行動へと繋がっていくために、次のようなフィードバックで行動変容を促しました。「疑問をもつには、問題に「気づく」ことが必要ですよね。問題に気づき、疑問をもって、その解決のために自分の行動を少しずつでも変えること、一人一人の小さな行動変容が大きな社会変化の第一歩になるのだと思います。」


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