中学校・高等学校 社会科・地歴公民科活用法
社会科・地歴公民科でのロイロノートの活用方法についてまとめました。
地理分野
自然環境と人々の生活・産業との関わり
地形・気候・水資源・災害など自然環境と人間の営み(農業・工業・生活様式など)との関連を学ぶ分野では、写真や地図などの資料を使うことで、各地域の特徴や災害の起きやすい地域の特徴を把握しやすくなります。
また、シンキングツールをつかって各地域の特徴をまとめたり、共有ノートでグループでの気づきを共有することで新たな気づき変えやすくなります。
写真や地図をつかって各地域の特徴を把握
ロイロでは写真や地図などを簡単に取り扱うことができます。実際の各地の特徴を考察する必要のあるこの分野では写真や地図を自由に資料に取り入れられる機能がとても便利です。
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シンキングツールで各地域の特徴をまとめる
シンキングツールを使うことで、各地域の地理的な特徴を視点ごとにまとめることができ、各地域の特色を把握しやすくなります。
また、防災対策についても、シンキングツールで各自の考えをまとめることで具体的な対策を考えやすくなります。
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共有ノートで気づきの共有
共有ノートをつかってリアルタイムで生徒同士が意見を共有することによって新たな気づきが得られ、そこから学びが生まれやすくなります。
他者の気づきから学ぶことでより多角的な視点から問題をとらえることができるようになります。
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地域の特色と国際理解
日本および世界の地域について調べ、地域の特色、文化、課題、国際的なつながりを理解する分野ではなんといっても、シンキングツールの活用がとても有効です。各地域の特徴や課題を視点をもって分類・比較していくことで、各地域の特色が非常にわかりやすくなります。
また、共有ノートと組み合わせることで、より多角的な視点から考察をふかめやすくなります。
シンキングツールを使って各地域の特徴を理解する
シンキングツールをつかうことで、生徒は特定野視点で知識を分類・比較することができます。各地域の特色と違いを理解する必のあるこの分野では、シンキングツールの活用が非常に有効です。
さらに、地域の問題解決方法を話し合う場合でも、シンキングツールをつかって優先順位をつけたり、それぞれの対策のメリット・デメリットを比較しやすくなります。

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共有ノートをつかってさらに学びを深める
シンキングツールはさらに共有ノートをくみあわせることで、グループやクラス全体の意見を俯瞰しながら考えていくことができます。
共有ノート上でリアルタイムで思考を共有していくことでより深く、多角的に考察をすすめることができるようになります。
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歴史分野
世界史
古代から現代に至るまでの世界の歴史の流れをとらえ、社会の変化や文化の多様性、国際関係の発展などを学ぶ分野では、webカードをつかって動画などの資料を参照する活動がとても有効です。また、シンキングツールを使って各時代の特徴をまとめる活動も有効です。
webカードでweb上の資料を参照する
ロイロのwebカードでは、web上の資料を参照したり、生徒に配布したりすることができます。NHK for Schoolなどの動画資料やweb上に公開されている資料を参照することで、より学びの幅を広げることができます。
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シンキングツールをつかって、人物や出来事についての特徴をまとめる
シンキングツールを使うことで、歴史上の人物や、歴史的な出来事についての特徴を簡単にまとめることができます。それぞれの特徴をまとめていくことで、より具体的に歴史的な事物についての理解を深めることができます。
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共有ノートで考察を深める
世界史分野では複数の国が関わったり、政治・社会・文化などさまざまな文脈から考察を進める必要がでてきます。
そのため、共有ノートをつかってそれぞれの気づきを共有することで、より考察を深めていくことができます。
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日本史
日本の歴史を古代から現代までたどりながら、政治・経済・文化の発展や日本の特色について理解を深める分野では、世界史と同様、シンキングツールや共有ノートをつかって情報を整理することがとても重要です。
シンキングツールで出来事や人物に関する特徴を比較
日本史分野では、同時代の複数の人物・政策・戦争・出来事などを比較する場面が多くあります。
シンキングツールをつかうとでそういった事象の比較がスムーズになり、それぞれの特徴を把握しやすくなります。
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共有ノートでリアルタイムに意見を共有。ジグソー法などのグループワークもスムーズに
共有ノートをつかうことでリアルタイムに生徒は意見を共有することができます。ジグソー法などのグループワークが多様される日本史分野では、共有ノートをつかって調べた内容や自分の考えをリアルタイムで共有する活動がとても有効です。
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公民分野
政治・経済
憲法や政治のしくみ、選挙、経済の仕組み、金融や国際経済など、現代社会の基本的なしくみを学ぶ分野では、心情メーターや提出箱をつかって、自分の意見を端的に表現する活動が多く行われています。
また、シンキングツールや共有ノートを使って、自分の意見をまとめたり、比較したりすることで、政治経済の問題に対する自分自身の考えや興味関心を育てることができます。
心情メーター・座標軸・提出箱をつかって簡単に意思表示
他の分野以上に、社会的な課題に対して賛成なのか、反対なのかを問われることが多いこの分野では心情メーターや座標軸・提出箱をつかって自分の意見をクラスに共有する活動が非常に有効です。
心情メーターの気持ちの割合や、座標軸上での自分の立場のマッピング、提出箱上のカードの色による意思表示によって、簡単にクラス全体に自分の意見を共有できます。
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シンキングツールをつかって政治的な課題に関する情報を整理
実際の政治的な課題をとりあげる政治・経済の分野では、1つの事象にさまざまな項目が関わっています。シンキングツールをつかって情報を整理することによって、複雑な政治的課題についても理解をふかめることができ、自分自身の考えを持ちやすくなります。
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共有ノートを使ってグループ・クラスの意見を集約・比較
実際の社会課題について考えることが多いこの分野では、生徒は他分野以上に多様な意見をもつことが予想されます。そのため、共有ノートをつかってグループ・クラスの意見を集約・比較することによって、生徒は他の生徒の考えから新たな気づきを得ることができます。
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公共
自分と社会との関わりについて考え、社会の中での責任や役割、多様性・人権・持続可能性などについて学ぶ分野では、自らの意見をまとめて発表する機会が他分野以上に多いことが想定されます。そのため、資料やプレゼンテーション作成や発表が簡単にできるロイロの機能はとても便利です。
また、社会的な課題に対して提出箱上で自分の意見を表明したり、シンキングツールや共有ノートをつかって社会課題について多角的に分析するアプローチもとても有効です。
プレゼンテーションや資料作成が簡単に
ロイロでは写真・動画・webページなどさまざまなメディアをつかったプレゼンテーションを簡単に作成することができます。
自分自身で興味のある社会課題について調べたり、発表する機会の多いこの分野では非常に便利です。
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シンキングツールで社会的な課題を多角的に考察する
実際の社会問題を取り扱うことが多いこの単元では、シンキングツールによって社会課題に関する情報を整理するアプローチがとても有効です。生徒は、シンキングツールをつかって情報を整理することによって、社会課題に対する自分の意見を作りやすくなります。
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共有ノートや提出箱で自分の意見を表明する
自分の立場や意見を表明することを求められることが多いこの分野では、共有ノートや提出箱をつかって、自分の意見を明らかにし、共有することがとても重要です。
生徒は自分の意見をはっきりとまとめるとともに、他の生徒の多様な考えに触れることで、社会課題に対する関心を養ったり、自分なりの意見や考えに自覚的になることができます。
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