高1 数学 組合せの導入 手を動かして考える組合せの授業 ラ・トスターダ・サブロサ❶【授業案】札幌龍谷学園高等学校 吉本 拓郎

高1 数学 組合せの導入 手を動かして考える組合せの授業 ラ・トスターダ・サブロサ❶【授業案】札幌龍谷学園高等学校 吉本 拓郎


基本情報
学年 / 教科高1/数学
単元手を動かして考える組合せの授業 ラ・トスターダ・サブロサ❶
指導要領場合の数と確率_組合せ
教科書会社高校数学A 実教出版
授業者吉本 拓郎(札幌龍谷学園高等学校)

単元の一部


解説動画


作成者からのアピールポイント
ロイロ × iPad × GEMSの授業です。GEMS(Great Explorations in Math and Science)は、米国カリフォルニア大学バークレー校の付属機関であるローレンスホール科学教育研究所(Lawrence Hall of Science)で研究開発されている、科学・数学の参加体験型プログラムです。GEMSのアクティビティは科学一般に対する前向きな見方を育むことができるクリエィティブのものが多く、今回の「MATH ON THE MENU」も数学Aの順列から組合せの間で活用できるのではと考えていました。しかしながら、準備や実施に時間がかかりすぎることが難点でした。それを解消したのが、ロイロ × iPadでの授業です。どちらも使いやすく直感的に操作できることから、紙を切って用意する教材やその配布、実際のアクティビティ、全体へのシェアなどを効率良く簡便におこなうことができます。今回は他の数学科の先生にもお願いして、教室とZoomで行うハイブリット型の授業形式で「MATH ON THE MENU」を6クラス200名の生徒におこなうことができました。これまで手間がかかりすぎることから諦めていた教材や指導法を、ロイロ × iPadであらためて考えてみてはいかがでしょうか?

ロイロノート・スクールのnoteデータ

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【展開1】ロサーダ一家について(トスターダを調べる)
・この授業はGEMSの教材「MATH ON THE MENU」を参考にしており、移民の家族ロサーダ一家の「ラ・トスターダ・サブロサ」という料理店出店を助けるというストーリー仕立てである。そのロサーダ一家を紹介すると共に、名物料理であるトスターダを調べる
・ロイロノートにトスターダを説明しているWebのカードを提出する


【展開2】好きなトスターダ(好きなトスターダをつくり 同じ好みの人とグループをつくる)
・豆、チーズ、サルサ、レタス、オリーブの5種類のトッピングの中から、3種類の異なるトッピングを選んで好きなトスターダをつくる
・iPadをつかうことで実際に手を動かしてトスターダのトッピングを配置する


【展開3】メニュー表づくり(トスターダの種類は何種類なのかグループで考える)
・ロサーダ一家は、さきほどのトッピングで「ラ・トスターダ・サブロサ」のメニューを決めようとしている
・トスターダのメニューがいったい何種類できるかをグループで考え、メニュー表をつくる


【展開4】考え方カードの分類(自分の考え方が座標軸の どこに位置するかを考える)
・さまざまな方法で説明するために考え方をカードで提出する
・考え方の分類を通して、公式や樹形図の位置付けを考える


【展開5】お金の問題(商品の値段が決まる過程を体験する)
・それぞれのトッピングの原価からトスターダの値段を決める
・自分のバイトの経験などを参考に話あう


【展開6】ポスターをつろう(夏休みの課題)
・ロサーダ一家は「ラ・トスターダ・サブロサ」の開店の前に、宣伝のためのポスターを必要としている
・店の名前・トスターダの種類・値段を明記する


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