高2 社会/地歴公民 多数決原理 公共の基本原理【授業案】大手前高松中学・高等学校 藤村涼
学年 / 教科 | 高2/社会/地歴公民 |
単元 | 公共の基本原理 |
指導要領 | 公共の扉>公共的な空間における基本的原理 |
教科書会社 | 高等学校公共(教育図書) |
授業者 | 藤村涼(大手前高松中学・高等学校) |
投稿日 | 2025年4月30日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
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ロイロノート・スクールのnoteデータ
【展開1】さまざまな投票方法
知識として
中学校で学習する小選挙区制・中(大)選挙区制・比例代表制の知識を確認
その他の投票の仕方として、単純な多数決の他に、上位2者による決選投票・ボルダルール等があることを紹介する
実際にボルダルールでの投票を体験して、イメージをつかむ(アンケート機能を利用)
↓
集計のシミュレーションをして、同じ人が投票しても、投票方法によって結果が異なる可能性があることを確認する
【展開2】票の割れ
事例紹介
票の割れによって民意とズレた投票結果になることがありうることを、実際の事例から確認する
↓
有権者の側、立候補者の側のそれぞれの立場で、どんな動き/対応が考えられるかを考える
【展開3】各投票方法の特徴
各投票方法の特徴について、どのようなことを決めるのに向いているか等、具体的なシチュエーションを考えながら、マトリックス形式でまとめる
知識として
一般意志と全体意志の違い(ルソー)
多数者の専制(トクヴィル)
【展開4】議論(熟議)の重要性
多数決以外にどんな意志決定の方法が考えられるか、を考えて挙げさせる
知識として
対話的理性(ハーバーマス)
弁証法(ヘーゲル)