高2 国語 『山月記』×現代の楽曲「私の主題」のアップデート 山月記【授業案】都留文科大学 文学部 熊谷優羽
| 学年 / 教科 | 高2/国語 |
| 単元 | 山月記 |
| 指導要領 | 思考力、判断力、表現力等 C読むことエ |
| 教科書会社 | 三省堂 |
| 授業者 | 熊谷優羽(都留文科大学 文学部) |
| 投稿日 | 2026年6月23日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
本授業の最大の特徴は、古典的な名作である『山月記』を、生徒にとって身近な現代のJ-POPの歌詞という「マルチモーダルなテキスト」と結びつけ、比較文学的なアプローチから作品の本質に迫る点にあります。ワークシートのデジタル化にとどまらず、シンキングツールを切り替えることで、生徒の思考を「発散」から「収束」、そして「論理的構造化」へと導くデザインとなっています。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】本文と歌詞の結びつけ
歌詞と本文の対応(暗号)を探すグループワークを行う。
教師から配信された3曲
①米津玄師 Lemon
②Mr.Children Starting Over
③Peoplel 常夜燈
の歌詞カードが書かれたベン図をグループの共有ノートに展開する。
歌詞のフレーズから、『山月記」の文章、設定、登場人物の心理と一言一句、あるいは論理的に一致する「暗号」を教科書から見つける。
発見した歌詞カードと、教科書の語句を書き込んだ新規力ードを、ロイロノートの矢印で結びつけて、ベン図に並べていく。
【展開2】問いの生成
結びつけたからこそ見えてくる楽曲と文学作品のズレに注目して、作品の本質に迫る独自の問いを見つける。
展開1のベン図から、自分たちが最も違和感を抱いた一曲に焦点を絞る。
Yチャートの3つの領域(①歌詞と本文の共通点②ズレ、違和感③私たちの問い)を使い、言語化する。
私たちの問いを提出箱に提出する。
【展開3】問いへの答え探し
提出箱の回答共有をオンにし、他班の問いで気になった問いを選ぶ。
配布されたクラゲチャートの頭に指名した問いに対する自分たちの回答を記述する。
クラゲの足には、その回答を支える本文根拠を複数配置してる論理を構造化し、提出箱に提出する。
【展開4】主題の再構築
この授業を経て、私の中の山月記はどう生まれ変わったか振り返りシートに記述する。
提出箱に集まった各班のクラゲチャートをブラウズし、自分たちとは異なる楽曲、異なる問いから集められた他班の5つの根拠を眺め、作品に対する視野を広げる。
展開2.3の話し合いで得た気づきを踏まえながら、振り返りシートの記述を開始する。