高3 社会/地歴公民 イタリアとドイツの統一を比較して、国家間の戦争について考えよう イタリアとドイツの統一【授業案】京都市立日吉ケ丘高校 白水 優帆
| 学年 / 教科 | 高3/社会/地歴公民 |
| 単元 | イタリアとドイツの統一 |
| 指導要領 | D諸地域の結合・変容 (2)世界市場の形成と諸地域の結合 (ア)自由主義とナショナリズム |
| 教科書会社 | 『新詳 世界史探究』(帝国書院) |
| 授業者 | 白水 優帆(京都市立日吉ケ丘高校) |
| 投稿日 | 2025年9月29日 |
単元の一部
解説動画
作成者からのアピールポイント
教員が前で話す時間を極力少なくし、生徒が主体的に活動することを意識して授業案を作成しました。イタリアとドイツの統一という過去の出来事の比較を通して、生徒が国家間の戦争・対立という現代の課題についても注目できるようになってほしい、と考えています。
この授業案のインポート用ノートデータ
【展開1】前回の復習/本時の知識の確認
ロイロノートのテスト(ゲームモード)で復習と本時に関わる知識を確認する。
最初に全体でクイズを行うことで、授業へのスイッチを入れると同時に、知識を確認することで今後の活動を円滑にする。
【展開2】イタリアとドイツの統一についての学習
イタリアの統一、ドイツの統一を学習するグループに生徒をそれぞれ分け、各自ロイロのスライドを見て知識を確認する。
それぞれ学習した内容をペアに伝える(イタリアの統一を学んだ生徒は、ドイツの統一を学んだ生徒に自分が学んだ内容を伝える)。
【展開3】イタリアとドイツの統一の比較
ペアでイタリアとドイツの統一を比較し、共通点を見つける。
ペアで考えた共通点(シンキングツールを活用)をまとめ、提出箱に提出。
【展開4】国民国家の形成と戦争について考察
生徒は、共通点を考える活動(展開3)で国民国家の形成と戦争の関係の繋がりに気づく。
どうやったら国民国家に関わる戦争を減らせるのかを考える。
生徒が思考した後、EUの事例を紹介。