中２ 社会 近世経済の発展と北前船交易の果たした役割 近世の日本 【授業案】南越特別支援学校 川端健司

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江戸時代の経済活動の転換は生徒が苦手とする領域である。そこで、授業の導入で郷土の特産品と紐つけて考えさせることで、本時のテーマに身近さを感じて、生徒の学びの意欲を喚起できるよう工夫した。

・昆布の原産地は北海道であり、そこから遠く離れた敦賀で、なぜ昆布加工が盛んなのか、ロイロノートに自由に意見を出し合わせる。

・ダイヤモンドツールに切り替え、意見を並べ替え、仮説を生成させる。

・江戸幕府の成立に伴う米中心経済の確立と、その揺らぎについて、教科書から関連する箇所を探し、フィッシュボーンを使い整理する。

・米中心経済から貨幣経済へ移行していった理由を、教科書の該当する箇所をもとに、クマデチャートを使って考えさせる。

・北前船の交易品目の下り荷と上り荷より、教科書より江戸時代中期の諸産業の発達の箇所を調べさせ、ピラミッドチャートを使い、産業間の全国的なつながりを推測させる。

・情報分析チャートを使い、敦賀でなぜ昆布加工業が発展したのかを、今日に授業を踏まえ、考察させる。

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