中学校・高等学校 国語科活用法

中学校・高等学校 国語科活用法

中学校・高等学校の国語でのロイロノートの活用方法をまとめました。

知識及び技能の習得
言葉の特徴や使い方
言葉の規則性、語彙、表現技法など、言語そのものの特性と効果的な使用に関する知識・技能を扱う分野では、教員・生徒が簡単にスライドを作れる機能や、お互いに問題を出し合うこと機能をつかうことで知識・技能の習得をサポートすることができます。

かんたん作成スライドで知識の確認
ロイロではカードをつなぐだけで簡単にスライドを作ることができます。スライド作成機能をつかって、クイズをつくったり、フラッシュカードを作成することで知識の確認を簡単に行うことができます。
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生徒が出題者に。テストカードで簡単問題作成
ロイロのテストカードは生徒も問題を作成することができます。問題を作る活動を通じて楽しみながら理解度を深めることができます。生徒が作成した問題は、先生に送るとゲームモードなどを使うこともできるため、特によかった問題はクラス一斉で回答することもできます。
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話や文章に含まれている情報の扱い方
情報と情報との関係(原因と結果、意見と根拠など)の理解や、情報の整理・分析、引用・出典の示し方、情報の信頼性の確認など、効果的な情報活用に関する知識・技能を扱う分野では、シンキングツールを活用して情報を整理したり、共有ノートをつかってお互いの考えた内容を比較したりすることがとても有効です。

シンキングツールを使って情報を整理
シンキングツールをつかって文中の情報を整理することで、情報と情報の因果関係が理解しやすくなり、課題を的確に把握できます。また、ツールの切り替えをすることによって、異なる視点から再度文章を読み直すこともできます。
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共有ノートで異なる視点から読み取りを進める
共有ノートをつかってグループやクラスの意見を共有することで、異なる視点での読解内容をリアルタイムで共有することができます。
生徒は他の生徒の読み取った内容をもとに、さらに内容を深く理解しやすくなります。
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我が国の言語文化
古典文学への親しみ、短歌や俳句、ことわざ、慣用句などの理解、漢字の成り立ち、書写の技能、読書の意義など、我が国固有の言語文化に関する知識・技能を扱うこの単元では、手書きで古文・漢文の文法事項の書き込みをしたり、内容をプレゼンテーションや動画としてまとめる機能が有効です。
また、理解しにくい古文・漢文の内容もシンキングツールで情報を整理したり、共有ノートや提出箱で他の生徒の意見を参照することで理解がしやすくなります。

文法事項や、意味をどんどん手書きで書き込み
ロイロでは、写真やPDFファイルに手書きで書き込みを加えることができます。古文や漢文の文法事項や意味をテキストに手書きで追加することによって、板書の時間を節約でき、文章の意味が理解しやすくなります。
また、文章だけでなく、白地図などにも書き込みができるため、文中での地理的な移動などもわかりやすくなります。
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読み取った内容を簡単にまとめられる。プレゼンテーション作成機能
ロイロでは写真やテキスト・webページなどをとりいれて、簡単にプレゼンターションを作成することができます。そのため、古文や漢文の内容を読み取り、プレゼンテーションとして発表する活動を簡単におこなうことができます。
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解説動画作成も簡単に
ロイロではプレゼンテーションだけでなく、画像に音声を吹き込むだけで簡単に動画を作成することができます。そのため、生徒が古文や漢文の題材について解説動画を作ることができます。
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提出箱でお互いが読み取った内容や課題を簡単共有
提出箱をつかうことで、お互いが読み取った内容や、課題を簡単に共有できます。そのため、お互いが読みっとた内容や考えを共有したり、文法事項などの演習内容を回収することもできます。
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シンキングツールで登場人物の心情や文法知識を整理
読解が難しい古文や漢文の内容も、シンキングツールをつかって人物の心情の変化や情報を整理することで読み取りやすくなります。また、文法に関する知識も、シンキングツールで整理することで理解しやすくなります。
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共有ノートで協働的に読みを踏まえる
難解な単語が多く、現代文よりも読解に時間がかかる古文や漢文においても、共有ノートで協働的に読みを進めることでスムーズに理解ができるようになります。
また、読み取っていく中で感じたことを共有することによって多角的な視点で読みを進めることができます。

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思考力・判断力・表現力等の育成
話すこと・聞くこと
目的や場面に応じた意見の構成、相手の反応を踏まえた表現の工夫、論理の展開に着目した聞き取りなど、「伝え合う力」を養う活動に関わる分野では、シンキングツールをつかって話者のいいたいことをまとめることがとても有効です。また、共有ノートをつかうことによって、相手の考えを協働的に評価することもできます。

シンキングツールでスピーチやディベートの内容をまとめる
シンキングツールをつかうことで思考が可視化されるため、スピーチやディベートで話す内容をまとめることができます。
また、相手から聞き取った内容をシンキングツールをつかってまとめることで、内容の理解を深めることもできます。
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共有ノートをつかってお互いの考えを評価する
共有ノートを使うことで、お互いの考えについて双方向で評価をすることができます。テキストで内容を書き込むだけでなく、共有ノート上にカードを配置することで、自分の意見がどのように変わっていったか、どのような立ち位置を評価するかを端的に表現することもできます。
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書くこと
目的に応じた情報の整理、文章の構成や展開の工夫、根拠を明確にした表現など、「書く力」を養う活動に関わる分野では、手軽に写真やテキストボックス・入力欄を含んだワークシートを作成できる機能がとても便利です。また、シンキングツールによる論理の整理も有効です。
さらに、提出箱をつかってお互いの書いた内容を共有することで生徒同士での学びを深めることもできます。

便利なダウンロード教材をつかう
ロイロノートではロイロ上で使える原稿用紙が公開されています。原稿用紙状のシートに記入をしていくことで、原稿用紙の利用のルールなどを学ぶことができます。
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手軽に入力欄を追加。ワークシート作り
カードの中にテキストカードやさまざまなデータを簡単にいれることができるロイロノート・スクールでは入力欄のあるワークシートを簡単に作成することができます。また、入力した文字数も表示されるため、手軽に「書くこと」の活動でつかえるワークシートを作成できます。

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シンキングツールを使って書きたい内容を整理する
思考を可視化するシンキングツールを活用することで、書こうとしている内容をまとめ、より良い表現を工夫することができます。
また、評価の際にも考えをシンキングツールにまとめさせることで、生徒の考えがわかりやすくなり、作成した文章の評価がしやすくなります。
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提出箱を使ってお互いの作成した文章を共有。お互いの回答から学び合う
提出箱をつかうことで、教員が許可を出せば生徒はお互いの回答を閲覧することができます。そのため、先生からの指導だけでなく、他の生徒の提出した内容や他の生徒に対して加えられた添削からも学ぶことができます。

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読むこと
文章全体と部分の関係の把握、登場人物の心情や表現の効果の理解、複数の情報源からの必要な情報の読み取りなど、「読解力」を養う活動に関わる分野では、新器具ツールをつかって、読みっとた内容や人物同士の関係をまとめることがとても有効です。
また、共有ノートをつかうことで、異なる視点で読み取った内容をもとに考えを深めやすくなります。

シンキングツールを使って内容を整理しながら読解する
シンキングツールをつかうことで、文章から読み取った内容や、登場人物の関係は変化を可視化しながら読みを進めることができます。
長い文章や複雑な文章であっても情報を整理しながら読解することで理解が深まります。
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共有ノートを使ってリアルタイムに意見を交換しながら読解を進める
共有ノートを使うことで、他の生徒の意見をリアルタイムに参照しながら読解を進めることができます。生徒は多様な意見や価値観にふれながら読解を進めていくことができます。
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授業案で使われているワークシートはそのまま、ご自身のロイロに取り込んで活用することができます。授業実践にご利用ください。



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